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第78回  「寝ている者が転んだためしはない。」日商岩井 元社長 速水優

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 決して、寝ていた方がいいという意味ではない。掲出の後は「社内に閉じこもり、上のほうばかり向いていたのでは転びもしないし怪我もしないだろう。しかし、会社にはまったくプラスしない」と続く。

 速水氏は1947年東京商科大学(現・一橋大学)を卒業後、日本銀行に入行、理事にまでなる。その後、1981年に日商岩井に招かれ、1984年に社長に。日銀出身者が商社のトップになったのは初めてという。

 日銀時代は主に国際畑を歩き、国際通貨体制が固定相場制から変動相場制に移行した1971年にはロンドン駐在参事として対応に注力した。

 1998年には当時の内閣総理大臣・橋本龍太郎氏の要請を受けて日銀総裁に就任。バブル崩壊後の金融危機や、進行中だった金融ビッグバンへの対応に追われた。世界初のゼロ金利政策も速水氏が総裁の時。

 掲出の言葉は大きく時代が変わる局面で重責を担った同氏ならではの言葉といえるだろう。企業も「寝て」いては発展はないし、やがて衰退していく。「転ぶ」ことを恐れずチャレンジすることが重要だ。

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