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第77回  「収入のためだけに売る、そんな心根では世界一を達成できない。よその真似ができないものを作れ。」キヤノン 創業者 御手洗毅

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 御手洗氏は北海道大学医学部を卒業後、日本赤十字病院に勤務していた。それが、1933年に精機光学研究所に共同経営者として加わることになり、この会社が精機光学工業を経て、キヤノンとなる。経営に加わるきっかけは共同経営者の一人、内田三郎氏の夫人の出産に産科医として関わり親交を深めたことにあるという。

 英語の「Canon 」には「正典」「規範」「標準」という意味があり、キヤノンの社名には、正確、精緻を旨とする精密機器で世界の標準、業界の規範を目指すという意味が込められている。

 実は、御手洗氏ら創業メンバーが最初に作ったカメラの名称はキヤノンと音がよく似た「KWANON(カンノン)」だった。観音の慈悲により世界で最高のカメラを作りたいとの願いが込められているという。

 当時の日本の技術力はまだまだ発展途上。しかし、御手洗氏ら創業メンバーは最初から世界一のカメラメーカー、ライカやコンタックスの製品を越えることを真剣に考え、議論した。その志がとぎれることなく続いた先に今のキヤノンがある。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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