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第65回  「絶えず一つ上の立場で考えなさい。」山之内製薬(現・アステラス製薬) 創業者 山内健二

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 山内氏が大阪に山之内藥品商會を作ったのは1923年。1940年に山之内製薬に改称し、2005年藤沢薬品工業と合併しアステラス製薬となった。

 掲出の言葉は、係長なら課長、課長なら部長というように一つ上の立場で考え、行動しなさいという意味。一緒に仕事をする上司、つまり相手の立場で考えろということ。山内氏は、それにより広い視野を持てるようになり、自分の能力を高めることにもなると若い社員に説いたという。

 山内氏はまた「会社に出入りする人は皆、お客様と思え」とよく話したという。

「得意先はもちろん、商品を納入している仕入れ先、食事を提供している弁当屋、あらゆるサービスを提供してくれている人がいるからこそ会社の運営がうまくいく。買ってやっているという気持ちを持ってはいけない。売ってもらっているという気持ちで接しなさい」
 
これも、突き詰めれば相手の立場で考え、行動しなさいということになるだろう。

 ビジネスというもの、誰かの役に立つことで成り立っている。製薬業界では後発だった山之内製薬が発展した要因の一つは常に相手のことを考える姿勢を貫いたことにありそうだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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