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第39回  「社長就任以来、過去の破壊に注力したことは私の大きな反省」シャープ 高橋興三社長

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厳しい経営再建のさなかにあるシャープ。その経営トップの仕事は、極めて孤独な状況のなかで日々格闘されていることるだろう。
その高橋興三社長が10月1日に平成27年度下半期の目標に関する社員向け説明会で、久しぶりに社員に直接語りかけた。

この説明会に先立ち、シャープは9月末に3200人以上が希望退職しており、高橋社長は成長軌道に乗せられず希望退職募集に踏み切らざるを得なかったことについて、社員に率直に詫びている。

そして、高橋社長は「社長就任以来、(行き過ぎたトップダウンの企業風土という)けったいな企業文化を破壊することに注力したことは私の大きな反省」と述べ、企業風土の改革優先では経営再建はできないという認識を示した。

東芝を例に出すまでもなく行き過ぎたトップダウンの企業文化の大きな弊害は自明であり、変革すべきである。ただ、それは事業変革とバランスをとって行うべきであることは言うまでもない。

「新生シャープ」を目指し、シャープ経営陣はこの10月1日より事業カンパニー制をスタートさせた。財務状態が悪化し株価が低迷する中で、残された時間は多くはないかもしれない。高橋社長の孤独な戦いの成果が得られることを期待したい。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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