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経営者のあの一言

「何よりもまず、ものの本質を掴まなければいけない。できるだけ早く掴んで、それを達成するように努力する。」全日空 元社長 岡崎嘉平太

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岡崎氏は、1897年、岡山県生まれ。1922年東京帝国大学(現・東京大学)法学部を卒業後、日本銀行に入行。1939年に退職し、上海に華興商業銀行を設立して理事となった。

終戦後は、日本人の引揚げに尽力。1946年に帰国すると、経営危機に陥っていた池貝鉄工の社長に就任し、再建に当たった。次いで、丸善石油の社長に就任し、やはりここでも再建に取り組む。その後、1952年に全日空の前身である日本ヘリコプター輸送の副社長となり、1961年、社長に就任した。

当時、全日空は、たびたび経常赤字を計上するなど、厳しい状況にあった。岡崎氏は極東航空や藤田航空を合併し、規模を拡大させることで、国内線航空会社としての同社の地位を確立させた。

一方では、日中間の経済交流にも取り組み、1954年には日本国際貿易促進協会常任委員に就任している。

掲出は、岡崎氏が大学時代、当時の近江銀行頭取の池田経三郎氏に教えられた教訓。掲出の後は、「枝葉のことにはあまり目をくれないようにする。本質に合わない間違った方向に飛び込んでいくと、なかなか立ち直れない」と続く。

本質を掴むのが重要なのは確かだが、これがなかなか難しい。当初は本質と思っていたことが、時を経ると、実は枝葉であった、ということも往往にしてある。広い視野と知見を身につけ、時にはその道の熟達者に教えを乞いながら、本質を見抜けるよう努めたい。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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