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「業績が伸びる条件は、誰からも好いてもらえる会社になることだ。」日本電気 元社長・元会長 関本忠弘

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関本氏は、1926年、兵庫県神戸市生まれ。東京大学理学部物理学科を卒業後、日本電気に入社。中央研究所に配属となり、PCM(パルス符号変換方式)の研究などに携わる。1962年には、東京大学で工学博士の学位を取得している。

1974年に同社取締役に就任し、その後、常務、専務を経て1980年に社長に就任。コンピュータ事業と半導体事業に力を入れ、同社を日本最大のパソコンメーカーに育て上げた。事実、関本氏が社長に就任した当時、売上は1兆円未満だったが、会長を退任する1998年までの18年間で、5兆円にまで伸ばしている。1986年にはニュービジネス協議会会長にも就任した。

掲出は、専務に就任後、宣伝費を150%増の50億円に増やした頃の言葉。

企業イメージが業績を左右するのは言うまでもないが、昨今はインターネットやSNSの普及で、その傾向が以前よりも強くなっているようだ。誰にでも好いてもらうのは難しいが、少なくとも大多数の人に好いてもらわなくては、企業規模が一回り大きくなるほどの成長は難しいかも知れない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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