経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

「ほかの国の人たちに『日本経済が悪くなっても構わない』などと思われたら終わりです。」東京銀行 元会長 行天豊雄

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

行天氏は、1931年、神奈川県生まれ。東京大学を受験したが不合格となり、1950年、早稲田大学政治経済学部に入学する。クラスメートには、後に田中角栄総理の秘書となる早坂茂三氏がいた。

しかし翌年、東京大学を再受験し、晴れて入学。卒業後の1955年に大蔵省(現・財務省)へ入省し、主税局税関部業務課へ配属されるも、その翌年から2年間アメリカのプリンストン大学大学院社会経済学部に留学。帰国後、為替局に配属された。その後、プラザ合意やルーブル合意に立ち会うなどして、1990年に退官した。

退官後は、1991年に東京銀行の顧問、1992年に同行会長に就任。ハーバード大学客員教授、プリンストン大学客員教授、財団法人国際通貨研究所理事長、内閣特別顧問なども歴任した。

掲出は、真の国際化とは他国から「一目置かれる存在」になることだとして語った言葉。

これと同じことは個人にも言えるのではないだろうか。誰しも、周囲から大切にされたいという気持ちはある。だが、単に承認欲求や自己顕示欲を満たすのでなく、替えの効かない、真に役に立つ存在となれば、自ずと大切に扱われるだろう。そういった意味において、社内、あるいは取引先に、「一目置かれる存在」になりたいものだ。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら