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経営者のあの一言

「経営の要諦は社長個人としての能力がいかにすぐれていても限界があり、多数の部下にその力を十分に発揮させ、その総合力をいかに結集し活用するかにある。」住友化学工業 元社長・元会長 土井正治

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土井氏は、1894年、兵庫県武庫郡大庄村浜田(現・尼崎市)生まれ。生家は浄専寺という寺である。父親は軍隊布教使となったが、土井氏が3歳の時、マラリアにかかり死去。母親も翌年、父親の後を追うように亡くなったため、祖父母、叔父、叔母に育てられた。

小学校、中学校と成績はずっとトップで、内務省へ入りたいと考えていた土井氏は東京帝国大学法学部へ進学。同省の採用試験を受け合格した。しかし、親友の田路舜哉が住友を志望したことに影響を受け、1920年、住友総本店へ入社した。その後、住友金属工業、住友本社を経て、1947年に住友化学工業(当時は日新化学工業)の社長に就任した。

掲出は、財閥解体、公職追放の逆風が吹く中、社長に就任したことを振り返っての言葉。この後に「社長は事に当たって的確な判断を下し、最終の責任を負う覚悟を堅持すればいい」と続く。

言うまでもなく、企業は人の集まり。個人でできることなど高が知れている。組織として力を発揮させることが、経営トップ、あるいは多くの部下を持つ人の仕事だ。ただし、責任は自分が負うという気概がなければ、部下は動いてくれないだろう。

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