経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

「組織機構が定着しすぎると、どうしても日々の業務運営がイージーなほうに走る。 人は同じところに長くいるとマンネリになる。 新たな挑戦を図っていくには、弾力的に組織・人事を動かし、派閥ができにくくする必要がある。」 長期信用銀行(現・新生銀行) 元頭取 杉浦敏介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

杉浦氏は、1911年、東京市下谷区(現・東京都台東区)生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)法学部を卒業後、日本勧業銀行(現・みずほフィナンシャルグループ)に入行した。

その後、新しく設立された長期信用銀行に移り、専務、副頭取を経て、1971年に頭取に就任。会長、相談役最高顧問なども務め、「長銀中興の祖」、「長銀のドン」などと呼ばれた。

しかしこの長銀は、バブル崩壊後、多額の不良債権を抱えて経営破綻。杉浦氏は自身の責任を認めなかったものの、周囲の勧めもあって自宅を売却、退職金の一部として2億円を返還した。

掲出は、長銀会長時代、寄り合い所帯で派閥化していた内部を批判した上で、みんなが生き生きと働き、各人の能力が伸ばせる雰囲気を保とうとして周囲に語った言葉だ。

同じ部署で同じ仲間と同じ仕事をしていると、どうしても馴れ合いが生じる。優れた人材の囲い込みや育成を狙うベンチャー企業や米系企業においても、積極的な配置転換が行われているという。各人がフレッシュな気持ちを保持し、組織全体の活力も失わないためにも、上に立つ者は組織を的確に変化させ続けていく必要があるだろう。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら