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経営者のあの一言

「(放送事業は)海のものとも山のものともわからない新事業であったから、私もこれを引き受けて百パーセント成功できるという自信はなかった。 しかし、中部地方の産業文化発展のためにとにかくやり抜こうと決心して、引き受けることにした。」 CBC(中部日本放送) 元社長 佐々部晩穂

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佐々部氏は、1893年、福岡県大和町生まれ。1918年、京都帝国大学(現・京都大学)法学部卒業後、日本銀行に入行。同年、三重県の旧家・佐々部家の養子となり、旧姓の田尻から名字が変わった。

1936年、名古屋の財閥・伊藤次郎左衛門氏に誘われ、伊藤銀行(後の東海銀行、現・三菱UFJ銀行)副社長に就任。1966年に会長となる。

中部日本放送、東洋プライウッドなどの設立に尽力するとともに、1957〜1962年には名古屋商工会議所会頭も務め、名古屋財界をリードする存在であった。

掲出は、CBC(中部日本放送)の社長を引き受けた時の言葉。この後、CBCは全国初の民間ラジオ放送を開始することになる。

当然のことながら、新規事業には成功の保証などない。だが、それが誰かのためになる、そして、やるべき人物が自分を置いて他にはいないとなった時は、覚悟を決めるべきであろう。人の役に立つことに取り組み、気持ちが奮い立つのは、それだけ皆の熱い想いや期待をその身に背負うからだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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