
田鍋氏は、1912年、大阪府大阪市生まれ。東京帝国大学(現・東京大学)卒業後、日本窒素肥料(現・チッソ)に入社。1960年、積水化学工業へ移り、取締役を経て、1963年に積水ハウスの社長に就任した。
当時、積水ハウスは累積赤字に苦しんでいたが、田鍋氏は合理化と近代化を積極的に進めて再建に成功。プレハブ業界のトップ企業へと導いた。プレハブ建築協会 会長、住宅生産振興財団 理事長、住宅生産団体連合会 会長なども務めている。
掲出は、激しい労働運動の時代をくぐり抜け、大きく成長した自社の経営を振り返っての言葉。
企業の中では、肩書やポジションによって、どうしても上下関係が生じる。しかし人間としては上も下もない。肩書を振りかざしていたら部下はついてこないし、ある程度の権限と責任を負わせることは、部下の意欲を高め、成長の機会となることを留意しておきたい。
当時、積水ハウスは累積赤字に苦しんでいたが、田鍋氏は合理化と近代化を積極的に進めて再建に成功。プレハブ業界のトップ企業へと導いた。プレハブ建築協会 会長、住宅生産振興財団 理事長、住宅生産団体連合会 会長なども務めている。
掲出は、激しい労働運動の時代をくぐり抜け、大きく成長した自社の経営を振り返っての言葉。
企業の中では、肩書やポジションによって、どうしても上下関係が生じる。しかし人間としては上も下もない。肩書を振りかざしていたら部下はついてこないし、ある程度の権限と責任を負わせることは、部下の意欲を高め、成長の機会となることを留意しておきたい。
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