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「いかなる大企業といえど、5年間何ら思い切った手を打たず、現状に満足し続けていれば、あっという間に傾いてしまう。」旭化成 元社長・元会長 宮崎輝

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宮崎氏は、1909年、長崎県南高来郡山田村(現・雲仙市吾妻町)生まれ。中学時代は市内の曹洞宗の禅寺晴雲寺で5年間寄宿生活を送った。東京帝国大学法学部英法科を卒業後、日本窒素肥料に入社。旭ベンベルグ絹糸(現・旭化成)に配属となる。

その後、総務課長、東京事務所長を経て38歳の若さで取締役に就任。1961年、52歳の時に社長へ就任した。当時、旭化成の経営は厳しい状況にあり、宮崎氏に社長の座が回ってきたのも、前社長・片岡武彦氏が心労で倒れたからであった。末席専務からの社長就任は、宮崎氏への期待値の高さを表していた。

社長就任後は見事その期待に応え、わずか3年で会社再建を果たす。旭化成を化学繊維業界のトップメーカーへと導いた。積極的な多角化を進め、その手法は「ダボハゼ経営」、「いもづる式経営」などと呼ばれた。

掲出は、1985年に会長へ就任した際、四半世紀に及ぶ社長業を振り返っての言葉。次々に新規事業に乗り出した宮崎氏らしい言葉といえる。

会社が全く変わることのないまま長く存続する例は少ない。めまぐるしく動く現代のビジネス社会では言わずもがなである。会社が変われば、当然、そこで働く社員の仕事や、ポジションも変わる。そうした変化にいつでも対応できるよう、自分磨きを怠らないようにしたいものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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