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経営者のあの一言

「歴史や業種が違う優等生企業のシステムを劣等生がまねしても効果は期待できない。 よそのアイデアを借り、そこに自社の独創を加えて新しいシステムを作りあげねばならない。」キヤノン 元社長・会長・名誉会長 賀来龍三郎

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賀来氏は、1926年、愛知県岡崎市生まれ、大分県中津市育ち。20歳の時に太平洋戦争が終わると、代用教員や行商などをしながら苦学の末、千葉工業大学工学部に入学。しかし中退し、故郷の九州大学経済学部に入学した。

大学卒業後、キヤノンに入社。常務を経て、1977年に社長に就任した。グローバル企業構想を打ち出し、国際化を推進するとともに、技術力強化にも積極的に取り組んだ。カメラ中心の光学メーカーだった同社を、複写機、プリンターなども扱う情報機器メーカーに育てた功労者として知られる。

掲出は経理担当常務だった時の言葉。同社が上場以来初の赤字決算を記録し、無配となった後の1976年、賀来氏は経営再建策をスタートさせるに当たり、社員をこう諭した。

我が国の企業は「右にならえ」の傾向が強い。新しい人事制度など、他社の導入が相次ぐと自社でも導入しようということになる。当然のことながら、企業規模や社風など、さまざまな要素が絡み合い、他社の制度をそのまま真似ても、うまくいかないことが多い。自社に合わないと判断すれば、導入しない手もある。新施策を打つ場合は、自社の立ち位置や価値観をしっかり認識した上で、十分な検討が必要だろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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