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経営者のあの一言

第389回  「人が生きていくうえで、何らかの生きがいを持つことは大切ですが、それにはまず手の届く目標を立てることが必要でしょう。」アートコーポレーション 創業者 寺田千代乃

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寺田氏は、1947年、兵庫県神戸市生まれ。中学卒業後、インテリア会社に入社。その後、夫の寺田寿男氏と共に寺田運輸を設立した。経営は順調だったが、オイルショックで燃料代が高騰し、以後は下降の一途をたどる。そこで、寺田氏が思い付いたのが引越し業への転身だった。
 
この転身に当たり、寺田氏はさまざまなアイディアを形にした。たとえば、コンテナトラックの導入。当時、引っ越しには屋根のないトラックを使うのが一般的だったため、画期的なことだった。ほか、転居先に着いた時に従業員全員が新しい靴下に履き替えるということもした。そんな細やかな配慮が評判を呼び、業績は急激に伸びる。1977年にはアート引越しセンターを設立して社長に就任。1990年に社名をアートコーポレーションに変更、2004年には東証二部上場を果たすことになる。

掲出の後は「ですから私はどんな小さなことでもいいから、自分なりの目標を持ちなさいと言います。それをクリアできた時の気分を味わってほしい。それは次の目標へのステップともなり、ひいては生きがいにつながると思うから」と続く。

生きがいといえるような大きな目標があっても、それだけを見ていては疲れてしまう。実現のために、まず何をやればいいかを考え、日々小さな目標をクリアしていくことが、結局は夢への近道となる。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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