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第384回  「つくるモノは無限にある。」海洋堂 創業者 宮脇修

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海洋堂は大阪府門真市に本社を置く、模型製作会社。チョコエッグのおまけを作るなど、食玩ブームの火付け役として知られる。その精密な造形はハリウッドからも注目され、映画「ジュラシック・パーク」のCGは海洋堂の恐竜モデルを参考にしているという。

宮脇氏は、1928年、高知県大方町(現・黒潮町)生まれ。15歳で南満州鉄道に入社し、そのまま中国で敗戦を迎えた。日本に引き揚げてきてからは、マグロ漁船の乗組員、土佐の一本釣り漁師、広告会社勤務など、30以上の職を転々とする。

定職を求めて就職活動をするも、どこにも採用されずに断念。1964年、大阪府守口市で、わずか3畳の模型店、海洋堂を始めたところ、模型ファンの間で評判となり、帆船ブームやガレージキットブームを起こす。やがて、模型の完成品を売るようになり全国から注文が舞い込むまでになった。そんなとき、チョコエッグのおまけを作ってくれないかという話が舞い込み、食玩の一大ブームを作る。

宮脇氏は、店内にプールを作って子供たちが船の模型で遊べるようにしたり、廃工場を借りてスロットカーのためのレース場を作ったりするなど、斬新なアイデアを次から次に実行することでファンを増やしてきた。食玩ブームはすでに沈静化した感があるが、近年ではクオリティの高い仏像フィギュアで多方面から注目を集めている。おそらく次なる一手も用意されているに違いない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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