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第367回  「私は清算取引と名のつくもので勝負をやらないものはない。」山種証券株式会社(現・SMBCフレンド証券) 創業者 山崎種二

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山崎氏は、1893年、群馬県生まれ。小学校高等科を卒業後、上京して米問屋に入店。米穀取引を学び、1924年に山崎種二商店を創業、米相場で大きな利益を得る。1940年には辰巳倉庫の経営権を取得し倉庫業にも乗り出した。これが現在のヤマタネだ。

その一方で株式市場にも進出、1944年には山崎証券を設立して社長に就任した。これが後に山種証券となる。

掲出は、自身の行動指針を語ったもの。ちなみに清算取引とは、現金・現物の受渡しではなく、一定期間内に反対売買をし、その差額を決済する取引のこと、昔は株式市場でも行われていたが戦後廃止された。

掲出の後は「しかし、いまもって競馬、競輪は一度もやったことがない。兜町の先輩のなかには、金山や銅山などを手がけた人も多いが、私は全くやったことがない。これは自分の方向を律していく一つの主義である」と続く。また、「売と買と二つのうち一つでも当たりにくいのに、”何十対一”というような勝負に勝つことは、どう考えてもソロバンに合わない」とも。山崎氏が、いわゆる相場師として活躍したことを考えると、味わい深い言葉といえるのではないだろうか。

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