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第365回  「私は実にラッキーな人間で、要所要所でツキが回ってくる。」三菱重工業 元会長・元社長 飯田庸太郎

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飯田氏は、1920年、三重県生まれ。1943年、東京帝国大学(現・東京大学)卒業後、三菱重工業に入社。常務、副社長などを経て1985年に社長に就任した。そのほか、経団連副会長、行政改革委員会委員長なども務めている。

飯田氏が社長就任直後に掲げたのが、全製品黒字化と全製品一流化だった。もちろん、単なる掛け声ではない。強力なリーダーシップを発揮し、700種類以上の自社製品すべての性能、寿命、価格、アフターサービスなどを、さまざまな項目で分析させ、ライバル会社の製品よりも劣っている点を無くさせた。

これは、三菱重工の製品の競争力を高めただけではなく、従業員の意識も変えることとなった。それまで名門の名に安心していた従業員に、良い意味で緊張感を与えたのだ。飯田氏自身も先頭に立ってのセールス、広報活動に注力し、同社の業績を向上させた。社長在任期間は4年間で、全商品黒字化の目途を立てた後、会長に退いた。

掲出は自分を支えてくれた友人達の大切さについて語った言葉で、「でも、単に運がいいというわけではない。社内外にも多くの友人がいて、それがツキを呼ぶ大きな原因になっている」と続く。強力なリーダーシップを発揮した飯田氏だが、その裏には彼を支えてくれた多くの友人達がいたということだろう。ビジネスの世界でも友人の存在は大きい。縁あって知り合った相手との付き合いは大切にしたいものだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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