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第15回  「個人としてもソフトバンクグループの将来性に賭ける」ソフトバンクグループ 副社長 ニケシュ・アローラ

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ソフトバンクグループの孫正義氏は、本気の後継者を手に入れたようだ。

孫氏が、Googleの元ナンバー2といえるニケシュ・アローラ氏を後継候補としてグループに招き入れたのが昨年9月。半年間での報酬が約165億円という、日本企業では考えられない金額が話題になったが、そのアローラ氏が、今度は個人の資金約600億円を投じ、半年間にわたってソフトバンクグループの株式を市場から購入するという。

アローラ氏はこう語っている。
「個人としてもソフトバンクグループの将来性に賭け、孫社長とともにビジョンの方向性を確かなものにするために決断した。自分の人生に大きなリスクを背負うことになるが、会社の将来には自信を持っている。」

2004年にGoogleへ入社したアローラ氏は、わずか5年でグーグルのナンバー2といえるシニア・バイス・プレジデント兼チーフ・ビジネス・オフィサー(CBO)として営業・マーケティング・提携戦略の最高責任者に就いていた。
先日Googleは新しく設立された会社alphabetの子会社の位置づけとなったが、その新生Googleの社長にサンダー・ピチャイ氏が指名されたのは、他社からの引き抜きに対抗してポジションを用意されたからではないかといううわさが飛んでいる。ソフトバンクグループによるアローラ氏の引き抜きが引き金となったのかもしれない。
ちなみに両人ともインド人。インド人材恐るべし、である。

今回の件が示すのは、グローバルな人材獲得競争、いわゆる「The War For Talent」は凄まじいレベルになっているということだろう。
孫社長は、アローラ氏の株購入に際してこう述べている。
「アローラ副社長が、会社の将来性に賭ける決断をしたことを喜ばしく思う。適切な時期がくれば、事業を引き継いでもらうことを期待している。」

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