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第358回  「普通のやり方と違うことをする”逆張り”商法を、私は実践した。それが会社を発展させるバネになると信じていた。」積水ハウス 元社長・元会長 田鍋健

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田鍋氏は、1912年、大阪府大阪市生まれ。東京帝国大学を卒業後、日本窒素肥料(現・チッソ)に入社。戦後、積水化学工業へ入社し、同社取締役役を経て、1963年、子会社の積水ハウスの社長に就任した。

積水ハウスは、1960年、積水化学工業のハウス事業部を母体として設立された。しかし、経営が思わしくなく累積赤字が膨張。これを合理化・近代化を進めて立て直し、プレハブ業界のトップ企業に育て上げたのが、田鍋氏だ。

田鍋氏は社員一人ひとりの顔や名前、出身地を覚えていて、よく「君は〇〇の出身だったな、どうだ、仕事には慣れたか」などと、気さくに声をかけたという。社員は感激してモチベーションが高まったはずだ。そんなことも再建にプラスになったに違いない。

さて、掲出はオイルショックの時、採算度外視の価格設定をするなど、思い切った対策を講じたことについて語った言葉。オイルショックは、バブル崩壊以上といってもいい、大きな出来事だった。過去に経験のない事態に対して正攻法は通用しない。それだけ常識外れの手を打つ必要があったということだろう。

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