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第337回  「だから、いっしょに頑張ろうやないか。 ナンバーワンになろう。」ユニ・チャーム 創業者 高橋慶一郎

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 高橋氏は、1931年、愛媛県生まれ。大阪市立大学商学部を卒業後、関西紙業に入社するが29歳で独立、大成化工を設立した。この会社が現在のユニ・チャームになるのだが、当初は建材メーカーだった。

 高橋氏が生理用品分野に舵を切ったのは会社設立から2年後。視察旅行でアメリカを訪れた時、消費者がスーパーで生理用品を買う姿を見たのがきっかけだった。当時、日本ではまだ買うのが恥ずかしいとされていた生理用品を当たり前のように買う様子を見て、これはいけると考えたのだった。

 しかし、生理用品を扱うことに対する男性社員の反発は大きかった。なかには会社を辞めてしまう者もいた。高橋氏は「こっちが恥ずかしいと思ったら買う女性はもっと恥ずかしいのと違うか。そんないわれのない社会通念や古い意識を変える時や」と話し、掲出の言葉を続けたという。

 高橋氏が方針を変えなかったことから会社は成長を遂げ、掲出の言葉通り、生理用品や紙オムツで国内トップ企業になった。

 新しい分野に打って出ようという時、それが革新的なものであればあるほど、社内の強い反発が予想される。経営トップの信念をいかに社内に浸透させるか ── 、それが成功のカギといえるだろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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