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第313回  「成功すれば、人々は自分の考えに関心を示してくれるはずだ。」クォンタム・ファンド 創業者 ジョージ・ソロス

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 ソロス氏は、1930年、ハンガリー生まれ。ロンドン経済大学を卒業後、記念品のセールスマンなど、職を転々とした後、イギリスの投資銀行に就職。1956年にアメリカに移り住み、1968年、投資会社クォンタム・ファンドを設立する。

 クォンタム・ファンドは、いわゆるヘッジファンドの草分け的な存在だ。大きな損失も出したが、利益はそれ以上に大きく、1998年には運用資産において世界最大のヘッジファンドになった。2010年にはファンドの規模が270億ドルにもなっている。しかし、ソロス氏はその翌年に投資業界を引退。以後、慈善事業に力を入れるようになる。

 掲出は、ソロス氏がビジネスの世界に入る前の言葉。大学時代、ソロス氏は『開かれた社会とその敵』という本に感銘を受け、哲学者を目指そうと考えた。そして、哲学の本を書いたのだが、全く注目されることなく終わった。その時の悔しさを表したのが掲出の言葉という。

 自分の意見や提案が上司に相手にされず悔しい想いをした経験は誰にもあるのではないだろうか。特に入社3~5年くらいの若手社員は、ある程度の経験を積み、自信もついて「なぜこんな当たり前のことが分かってもらえないのか」と悩むことが多いことだろう。そんなときに、この言葉を思い出してはどうだろうか。意見や提案が通らないのは、まだ十分な実績がないからかもしれない。まずは、日々の仕事をしっかりとこなし、上司に一目置かれる存在になることだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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