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第310回  「常に競争相手は自分より頭が切れると考えよ。」GEドイツ 元会長 ウォルター・ラタノー

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 ラタノー氏は、1867年、ドイツ・ベルリン生まれ。父親がGEドイツの社長だったことから、父親の死去をきっかけに同社を引き継ぐことになる。GEドイツはGE系の電子会社で、当時、GEグループのヨーロッパにおける一大拠点だった。

 ラタノー氏が会社を引き継いだのは、1914年のサラエボ事件をきっかけに、ドイツが第一次世界大戦に突入していく最中。経営環境は不安定で、ライバル会社の動向にも平時以上に気を配る必要があった。

 しかも、社内にも問題があった。長年、父親を支えてきた重役たちが大勢いて、その多くは、いきなり社長に就任したラタノー氏を快く思ってはいなかったのだ。
 
 そんななか、自らの戒めとしたのが掲出の言葉という。ラタノー氏は古くからの重役達をないがしろにせず、じっくりと社内をまとめていった。その結果、GEドイツは大戦を乗り越え、発展していくことになる。

 ビジネスの世界は競争の連続。しかし、強気一辺倒では反発ばかりを招き、やがて足元をすくわれることになりかねない。どんなときも慎重な対応を心がけたい。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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