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第256回  「悪い知らせであるほど、それを伝えるには努力が必要だ。」インテル 元会長 アンドリュー・スティーブン・グローブ

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 もともとの名前をグローフ・アンドラーシュ・イシュトヴァーンという。アメリカに移民した際にアンドリュー・スティーブン・グローブに変えた。

 1936年、ハンガリー・ブダペストのユダヤ人中産階級の家に生まれる。第2次大戦中は迫害を逃れるため名前を変えていたという。1956年のハンガリー動乱の時に友人らともに国を出て、難民支援組織の援助でアメリカに移民。ニューヨークの親戚のもとに身を寄せた。

 ニューヨーク市立大学シティカレッジで化学工学を学んだ後、カリフォルニア大学バークレー校で化学工学の博士号を取得。 卒業後はフェアチャイルドセミコンダクターに入社した。しかし、インテル設立の話を聞いて、その日のうちに退社、同社の3番目の社員となった。

 掲出はインテルの新製品「ペンティアム」に不具合が見つかったときの言葉という。消費者からクレームの電話が殺到、交換に応じたインテルは大きな損出を出した。その原因は情報伝達の不備にあった。不具合は見つかっていたのにグローブ氏まで伝わらなかったのだ。

 悪いことは上に報告しにくいものだが、場合によっては会社を揺るがすような事態に発展することもある。「努力して」伝えなくてはならない。しかし、報告しにくい原因はリーダーにもある。失敗を一切認めないようなリーダーには報告しにくいものだ。部下を責める前に自らを省みることも必要だろう。

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