経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

経営者のあの一言

第251回  「多少の手違いなんか忘れろ。失敗も忘れろ。自分がいま、これからしようとしていること以外は全部忘れてやろうじゃないか。」ゼネラルモータース 創立者 ウィリアム・デュラント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 デュラント氏は、1861年、マサチューセッツ州ボストン生まれ。6歳の時に父を亡くす。母方の祖父が州知事を務めたほどの名士で生活に困るようなことはなかったのだが、高校を中退してさまざまな職業を経験する。そして、25歳の時に友人と馬車メーカーを設立することに。この会社は、部品製造から組立、内装、塗装まで自社グループ内で一貫して行うことで効率的な大量生産を実現し、その一方で販売網を整備したことで、数年のうちに全米一の馬車メーカーになった。

 しかし、デュラント氏は成功の上にあぐらをかくことはなかった。当時、経営難に陥っていたビュイック・モーター・カー・カンパニーを買収、わずか3年でアメリカ最大の自動車メーカーに成長させた。その後、ゼネラルモータースを設立、次々と自動車メーカーを傘下に収めることで急成長を遂げた。買収した企業は2年ほどの間に30にもなった。

 しかし、急激な拡大策は資金繰りを悪化させ、1910年、銀行の意向によって経営権を剥奪されてしまう。だが、デュラント氏はあきらめなかった。翌年、シボレー・モーター・カンパニーを設立、低価格の自動車を販売して巨利を得て、ゼネラルモータースの株式を取得、経営権を取り戻すのである。

 人間、誰しも失敗は経験する。大切なのはその時にどうするかだ。いつまでも過去を引きずっていたら、成功はおぼつかない。過去を忘れて切り替えることが重要だ。

お気に入りに登録

プロフィール

 経営プロ編集部

経営プロ編集部

経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

関連記事

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら