
ユニバーサルサービス企業として日本にダイバーシティ環境をつくる
今後のステップについて、3つ考えています。1つ目は、セールスフォースのDNAを作ることです。セールスフォースの日本社員は外資の立ち上げによくあるように全てが中途採用です。これまでは、すでにどこかで社会人教育を受けたスペシャリストにスペシャルなことをしてもらい、給料を出すというギブ&テイクのビジネスでした。しかし、今年からは学卒を4人入社させています。来年は20人、再来年は100人採用する予定です。これからは自社で体系的な教育を行い、セールスフォースのDNAを育てていこうと考えています。
2つ目は社会貢献です。これまでも「1-1-1モデル」は続けてきましたが、社会だけではなく日本に貢献し、「外資系企業」ではなく「ユニバーサルサービスを提供する会社」として見ていただくことが狙いです。総務省と協力して地方創生のICT活用のために行ってきた取り組みは、2015年4月に終了しました。現在は、遠隔医療に関する審議会のメンバーに入っています。地方創生の一環として、本社の一部をサテライトオフィスとして地方に持って行くことも計画しています。その際、新しい地域サービスを提供し、エコシステムで地域住民にも喜んでいただける仕組みを広げていく社会貢献をしっかり行います。
3つ目はグローバル人材の支援です。セールスフォースに入社した日本人に海外で働いてもらい、海外で働く力を蓄えてもらいます。現在、セールスフォースの日本法人に入社して海外で働いた社員は5名。これを増やし、20%は海外で働いてもらうようにします。一方で海外からも人を受け入れて、日本の中でダイバーシティの環境をつくりたいです。
セールスフォースは、年間32%の成長率を16年間連続で達成しています。これは製品サービスの良さだけではなく、エコシステムを作れたからだと考えています。皆で一緒にビジネスをやろうという多様性を持っていたからです。テクノロジーの斬新さ、エコシステムの構築、社会貢献の気持ちの三位一体があって、継続的な成長ができるものと考えています。
〔経営プロサミット2015 6/1講演「セールスフォース・ドットコムの継続的成長を支える企業カルチャー」より〕
2つ目は社会貢献です。これまでも「1-1-1モデル」は続けてきましたが、社会だけではなく日本に貢献し、「外資系企業」ではなく「ユニバーサルサービスを提供する会社」として見ていただくことが狙いです。総務省と協力して地方創生のICT活用のために行ってきた取り組みは、2015年4月に終了しました。現在は、遠隔医療に関する審議会のメンバーに入っています。地方創生の一環として、本社の一部をサテライトオフィスとして地方に持って行くことも計画しています。その際、新しい地域サービスを提供し、エコシステムで地域住民にも喜んでいただける仕組みを広げていく社会貢献をしっかり行います。
3つ目はグローバル人材の支援です。セールスフォースに入社した日本人に海外で働いてもらい、海外で働く力を蓄えてもらいます。現在、セールスフォースの日本法人に入社して海外で働いた社員は5名。これを増やし、20%は海外で働いてもらうようにします。一方で海外からも人を受け入れて、日本の中でダイバーシティの環境をつくりたいです。
セールスフォースは、年間32%の成長率を16年間連続で達成しています。これは製品サービスの良さだけではなく、エコシステムを作れたからだと考えています。皆で一緒にビジネスをやろうという多様性を持っていたからです。テクノロジーの斬新さ、エコシステムの構築、社会貢献の気持ちの三位一体があって、継続的な成長ができるものと考えています。
〔経営プロサミット2015 6/1講演「セールスフォース・ドットコムの継続的成長を支える企業カルチャー」より〕
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