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よくわかる研修開発のポイント

第7回:直前の準備が研修の効果を左右する~対面研修の場合

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(2)会場の配置

研修のデザインで大きなウェイトを占めているのが、机とイスの配置だ。研修内容によって、講師と相談してあらかじめ決めておく。

・教室型か島型か
教室型は、講義が中心の研修に向いている。新型コロナウイルス感染症対策のために、ひとつの机にひとりとすることも多いが、必ず通路を確保するようにする。一方、グループ討議やワークショップを伴う研修では「島型」にすることが多い。受講者同士の間に、アクリル板などの透明な衝立を用意するといった配慮が必要だ。

机なしでイスだけを並べて座らせるスタイルでは、クリップボードを用意して、筆記できるようにする。

どの場合でも、事務局は、スクリーンや講師の顔が見やすいかどうか、あちこちの席に座ってみて確認しておく。それでも前に座る人と重なって見えにくくなってしまった場合には、受講者に多少机の位置をずらしてもらうのもよい。

・座席の配置とグループ分け
だれをどこに座らせるか、どのようにグループ分けするかというデザインも、研修効果への影響が大きい。当日、自由に座席を選べる場合、後ろの席から埋まっていくことが多い傾向があるため、前列が空いてしまわないよう事務局が誘導するか、前もって資料を置くなどして座るべき位置を示しておく。

事前に座席の配置決めやグループ分けをしておく場合は、ふだん顔を合わせている人同士が固まってしまわないようにする。とくにグループでは、性別、年齢、職位など、研修の目的に合わせて組合せを考えよう。また、受講者の上司に情報をもらい、積極的に発言する人を各グループに配置するなどの工夫も必要だ。さらに、途中で席変えをするのも、変化がつき、多くの人とコミュニケーションをとる機会になるので受講者に喜ばれる。

(3)映像・音響設備

会場で使用する機材も事前チェックが必要だ。

・プロジェクタ
開始の段になってプロジェクタからの画像が映らないというトラブルが多いので、事前にテストしておくこと。とくに接続ケーブルの種類については確認が必須だ。

・マイク
マイクも、手持ち式のものやピンマイク、ワイヤレスタイプなど、できれば複数を用意しておこう。

(4)講師席の準備

講師席には以下のものを用意する。

・参加者名簿・座席表
・当日の資料
・飲み物


また、講師が立ったまま研修を行うのか座るのかについても、前もって打ち合わせをしておくとよい。

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