リーダーの冷静な対応が部下を動かす
「マイナス情報」が上がりやすい組織、企業風土を形成するには、報告を受けたリーダーが「感情的にならず、冷静に部下の報告を受ける」「適切な善後策を講じ、自らトラブル対応の前面に立つ」「ミスをした部下の人格を否定しない」「責任追及に終始せずにミスが発生した原因を探り、再発しない仕組みを作る」「マイナスの情報が迅速に報告された事実を評価する」などの対応をとることが必要である。このような対応ができていれば、部下は安心して些細な「マイナス情報」もリーダーに報告する『動く人材』となりやすく、隠れトラブルの減少やトラブルの未然防止が大いに期待できるようになる。
部下が「マイナス情報」を報告しなかったことに対して、リーダーが部下の資質を問題視することがある。しかしながら、部下が「マイナス情報」を報告しなかった根本原因は、多くの場合、報告を受けるリーダー自身にあるという事実をよく認識することが大切である。ミスやトラブルに直面した部下が、自らの意思で好ましい行動をとる『動く人材』になるかどうかは、リーダーのコミュニケーション次第と言えよう。
コンサルティングハウス プライオ
代表 大須賀 信敬(中小企業診断士・特定社会保険労務士)
部下が「マイナス情報」を報告しなかったことに対して、リーダーが部下の資質を問題視することがある。しかしながら、部下が「マイナス情報」を報告しなかった根本原因は、多くの場合、報告を受けるリーダー自身にあるという事実をよく認識することが大切である。ミスやトラブルに直面した部下が、自らの意思で好ましい行動をとる『動く人材』になるかどうかは、リーダーのコミュニケーション次第と言えよう。
コンサルティングハウス プライオ
代表 大須賀 信敬(中小企業診断士・特定社会保険労務士)
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