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経営者“心と体の健康法”あれこれ実践記

第2回  食べない健康法その2 フルマラソン完走

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1冊の本との出会いから

1冊の本との出会いから

石原 結實さんという医師が書かれた「食べない健康法」という本に出合ったのが、会社を創業し約半年たった2008年の初め頃。体重が増えて身体が重く、健康診断の数字も悪い中で、食べないでダイエットにもなり、健康にもなれれば一挙両得ということで始めてみました。

お金がかからなないどころか昼食代も浮き、昼の時間も有効活用できるということで、もしダメでも損はしないなと、最初はそれくらいの気持ちでした。

1日1食はいつでも良いのですが、私の場合は夜ご飯のみです。ただ、夜だけというのは正確ではなくて、朝はジューサーで作った人参とりんごジュース、紅茶に生姜と黒糖を入れたものを飲みます。固形物は食べません。
本によると、人参とりんごが栄養的にも完ぺきらしく、生姜は体を温めて免疫力を高め、黒糖は砂糖と違って血糖値が上がらないそうです。

元々朝食はあまりとらない方だったのでジュースと紅茶で十分だったのですが、最初は昼食を抜くのが多少つらかったのですね。本では昼食を取るなら完全栄養食の蕎麦が良いと書かれていたので、我慢できない時はかけ蕎麦かもり蕎麦を食べました。それもしばらくするとなしで大丈夫になりました。結構慣れるものです。

そして、夜はガッツリ食べる。やってみて感じたのは、お腹が空いているので夜の食事が非常に楽しみになり、美味しくいただけるようになったことです。空腹は最良の調味料と言いますが、まさにそれです。朝昼と食べないと胃も多少小さくなっているからか、お腹いっぱいでもそれほど量は食べていなかったかもしれません。

約半年で体に劇的な変化がおこる

最初の数か月で数キロ落ち、しばらく停滞し、半年ほどで約10キロ体重が落ちました。と言っても、まだ標準体重より5,6キロ重かったのですが、とにかく身体が非常に軽くなりました。階段の上り下りなどはすごく楽で、昼も血流が消化のために胃に行かないためか眠くならず、日中の時間を有効に使えるようになりました。

また驚いたのは、胃の調子が非常に良くなったことです。私は昔から胃酸過多症で、何かあるとすぐに胃薬を飲んでいましたが、1日1食を始めて数か月すると、胃酸が過剰に出なくなり、胃薬を飲むことが無くなったのです。おそらく、固形物が1日1回しか胃に入ってこないので、胃の方で酸を出す機会は少なくていいのだと悟って出さなくなったのではないかと思うのです。身体が環境に順応していったのでしょう。

ただ体重が標準体重より5,6キロ重かったこともあって、半年あたりからランニングを始めることにしました。本には適度な運動が必要だと書かれていたので、土日に近くの公園を妻と軽くジョギングするところから始めました。最初は2キロ走っただけでめまいがするほど疲れましたが、徐々に距離を伸ばして10キロを一時間ほどで走れるようになりました。体重もほぼ標準体重に近くなりました。

もともと大学では登山をやっていたので、基礎的な体力はあったのかもしれませんが、中年になって登山はおろかスポーツなどほとんどやっていなかったので、体重はどんどん増え身体は相当になまっていました。それが1日1食のおかげで身体が変わり、走れる体力がついたということでしょう。

その頃に健康診断に行ったのですが、数値はオールAで異常値無し、医師には何をやったのですかと聞かれ、1日1食ですと言ったら、そんなことが健康に良いわけがないと注意されました。栄養学的に考えるとそうなんでしょうね。
また、スポーツジムに体験で行った際に色々検査をしてもらったのですが、体脂肪率や筋肉量などはアスリートの中でも上位に位置する数字だと言われました。

1日1食開始から約1年後にフルマラソン完走

ただ走っているのも飽きるので、妻と目標を持とうということになり、3月に開催されるフルマラソンに申し込みました。45歳でフルマラソン初挑戦! がぜんやる気になって、二人で週末に20キロを2時間前後で走るようにして、準備しました。目標を持つというのは何でも良いことですね。
いよいよマラソン当日。張り切ってスタートしたものの、快晴で思いのほか暑く、25キロを過ぎたあたりから足腰がかなり痛くなり、最後はフラフラになりましたが、5時間越えで何と完走することができたのです!最後まで一緒に走ろうねと言っていた元陸上部の妻にはあっさり置いていかれましたが(笑)

フルマラソンを走れるなんて、1日1食を始める前は想像もしていませんでした。明らかに身体に大きな変化がおこったのです。
その後登山も再開し、3000メートル級の山々を毎年登るようになりました。また、ベンチプレスという、あおむけになった状態でバーベルを挙げる競技で100キロ以上を記録することもできました。地元のお父さんたちで作ったソフトボールチームでピッチャーをやらせてもらい、地域の大会で優勝することもできました。
それに伴って仕事をする体力もついたと思います。若い時のように徹夜で仕事をやり切るような体力も戻ったような気がします。

次回は、なぜ1日1食が体に良いのかを解説したいと思います。(本の著者の石原先生の受け売りが多いのですが)。

注意:
・この健康法は人によって合う合わないがあります。ちなみに妻は全く合いません。ダイエットどころか食べることが気になってかえって太ると言い、全くやっていません。
・若い人はやめた方が良いでしょう(これも人によって差があるようで、若くても大丈夫な人は大丈夫です)。40~45歳くらい以上の人に適していると思います。
・急激にやると体調が悪くなる人もいるようなので、試してみたい方は下記の本(関連リンクより)を読んでから始められることをお勧めします。

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プロフィール

ProFuture株式会社 代表取締役社長/HR総研 所長 寺澤 康介

ProFuture株式会社 代表取締役社長/HR総研 所長 寺澤 康介

1986年慶應義塾大学文学部卒業。同年文化放送ブレーン入社。2001年文化放送キャリアパートナーズを共同設立。常務取締役等を経て、07年採用プロドットコム株式会社(10年にHRプロ株式会社、2015年4月ProFuture株式会社に社名変更)設立、代表取締役社長に就任。約6 万人以上の会員を持つ日本最大級の人事ポータルサイト「HRプロ」、約1万5千人が参加する日本最大級の人事フォーラム「HRサミット」を運営する。 約25年間、大企業から中堅中小企業まで幅広く採用、人事関連のコンサルティングを行う。週刊東洋経済、労政時報、企業と人材、NHK、朝日新聞、読売新聞、日本経済新聞、アエラ、文春などに執筆、出演、取材記事掲載多数。企業、大学等での講演を年間数十回行っている。

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