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人と組織が活きる経営判断

第7回  経営成果を左右する集団性格(組織文化)

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 経営トップの声として、数年前より次のようなことが聞かれます。

①業績を上げ続ける創造的な文化(風土)を創りたい
②自発的に動機付けを図ることのできるマネジメントにしたい
③活気が溢れ、知恵が生まれ、心理的にも健康的で、業績を上げ続けられる組織にしたい
④理念を浸透させ、実践する組織にしたい
⑤グローバルな観点で、成果を上げ続ける組織にしたい

 これらの経営トップの声を実現するには、社会や市場をより良くすることに貢献する「理念・ビジョン」と、需要を創造する「戦略」が必要になります。そして、需要創造型の戦略を実践する能力や、「理念・ビジョン・戦略」を主体的に受け入れ、活用する集団性格(組織文化)(*1)が必要になります。
 今回は、集団性格に焦点を当てて、どういう集団性格を創れば、経営トップの意向が実現できるのかを考えたいと思います。

「理念・ビジョン・戦略」を主体的に受け入れ活用する集団性格とは

 「理念・ビジョン・戦略」を主体的に受け入れ、活用するにはどうしたらよいか。それは、社会や市場をより良くすることに役立ち、実現のための知恵や力を協働・共創し、自らの可能性を極め続けていく「お役立ちの仕事ぶり」ができる状態にすることです。
 ジェックでは、この状態を「お役立ち道」と呼んでいます。
 具体的には、

①より良い社会や市場にすることに役立つこと → お役立ち
②協働・共創すること → 協調
③可能性を極めること → 挑戦

 この三つの価値観とそれに基づく行動様式を高めれば、「理念・ビジョン・戦略」を主体的に受け入れ、活用できるようになるのです。

経営成果を左右する集団性格

 「お役立ち道の文化」が根付いている組織には、どのような特徴があるかを考えてみましょう。

①個人のお役立ちの精神と技量を、お互いの知恵と力を合わせて、組織として高め続けることができる
②強い絆に結ばれたチームワークで、集団創りが促進されている
③現場の知恵から、現場で活用できる新たな価値(サービス・商品)の芽を創ることができる
④自分と他人を尊重する精神が根付き、モラルを順守する
⑤自らのプロデュースで組織化し、組織の力を引き出すことができる
⑥組織内外に発生するプレッシャーをバネにして、柔軟で弾力のあるメンタルを育てることができる。

 等々の「仕事ぶり」が組織の当たり前の基準として根付いていることといえます。

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