水平思考法
イノベーションを押し進める思考法は、既存モデルからいかに自由になるかを支援する思考法である必要があります。
代表的なものに「水平思考法」があります。これはエドワード・デボノが『水平思考の世界』(講談社刊、1971年)で提唱したもので、「既成の枠に捕らわれずに、視点を様々に変えて問題解決を図る思考方法」というものです。
これがもとになり、幾度かの改良を経て、マーケティングの権威者であるフィリップ・コトラーとフェルナンド・トリアス・デ・ベスの共著『コトラーのマーケティング思考法』(東洋経済新報社、2004年)で、以下の6つに集約されました。
代表的なものに「水平思考法」があります。これはエドワード・デボノが『水平思考の世界』(講談社刊、1971年)で提唱したもので、「既成の枠に捕らわれずに、視点を様々に変えて問題解決を図る思考方法」というものです。
これがもとになり、幾度かの改良を経て、マーケティングの権威者であるフィリップ・コトラーとフェルナンド・トリアス・デ・ベスの共著『コトラーのマーケティング思考法』(東洋経済新報社、2004年)で、以下の6つに集約されました。

この表からわかる様に、「置換」と「結合」だけが外から新しい要素を取り入れています。創造思考はよく「異種混合」が重要と言われますが、この2つはまさに「異種混合」であり、実際にやってみると非常にアイデアが出しやすい手法であることがわかります。他の4つの思考法は、現状の要素についての作用となります。因みに一世を風靡した「ブルーオーシャン戦略」(ランダムハウス講談社刊、2005年)では、アクション・マトリクスと称して、上記6つの思考法から、「結合」「強調」「削除」を採用しています。
(「強調」を「増大」と「減少」に分け、4つの思考法としています)
(「強調」を「増大」と「減少」に分け、4つの思考法としています)
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