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経営階層に求められる能力とは?

第1回  経営階層と実務階層の違い

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経営階層と実務階層の違い

 以上の事から、経営階層と実務階層の違いを整理すると以下の表となります。

表1 「経営階層と実務階層の違い」
比較項目経営階層実務階層
空間の視点外向き内向き
時間の視点長期短期
変化の視点革新改善
作用の視点間接直接

 最後の「作用の視点」については、少し補足がいると思います。経営階層は、実務階層に「仕事を担っていただく」立場にあります。昨今は、階層が一つ下にずれて、部長が課長、課長が係長というようになっており、経営階層の部長層も実務が8割を超えるといった状態になっているところが多いようです。危機的状況の時の鉄則は、「マネジメント階層を一つ下にずらす」と言われておりますが、それが常態化しているのは好ましいことではありません。松下幸之助氏の語録に、「経営者は1人ですべての仕事をこなすのが本来であって、それを社員の人に代替してもらっているのだ。」というくだりがあったと思いますが、直接的な仕事は実務階層に担っていただいており、その仕事を間接的に支えるのが経営階層の仕事であると言えます。

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プロフィール

株式会社M 代表取締役 八木橋 英男 氏

株式会社M 代表取締役 八木橋 英男 氏

東京大学理学部物理学科卒業。興銀システム開発(現・みずほ情報総研)入社。経営情報システム、海外総合オンラインシステム、外為オンラインシステム(プロマネとして)等の開発を経験。日本証券テクノロジーに転職し、PMO部長、人事担当部長を歴任。FP見積法の導入、人材育成評価ツール「ノウハウマップ」の導入、事業強化拡大研修の開発・普及、等を推進。株式会社Mを設立し代表取締役に就任。「イメージ・ナビゲーション思考法」を軸にした新しいビジネス研修を開発し、普及中。産業カウンセラー、キャリアコンサルティング2級資格を保有。
ホームページ:株式会社M

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