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会議の時間を有効活用する、“人財育成”

第12回  「対人対応力が身につく」会議 (後編)

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「ケチツケ型」はこんなタイプ!

 会議で、人の意見に否定・批判的で、他人のアラばかりを指摘する人は、『ケチツケ型』に分類できます。事例の田中がそうですね。
 このタイプは、自分のアイデアは特に持っていません。ただ、問題点を見つけるのがとても得意なのです。裏を返せば、誰も気づかないような問題点に気づくことができる、とても貴重な存在と言えます。
 しかし、会議でケチツケ型が発言すると、一気に場の空気が悪くなったり、テンションが下がってしまいがちです。ケチツケ型が多い会議なら、批判の応酬合戦になり、議論は盛り上がっても中身は非生産的になります。

「ケチツケ型」への対応法は?

 問題点を見つけて指摘するのは得意であるが、自分のアイデアや解決策は持っていないケチツケ型。ケチツケ型の参加者には、以下のような言い回しで対応しましょう。
「たしかに! そんな考え方もできますね! では、○○さんはそのご指摘の点に関して、どんなふうにすれば良いと思いますか?」
 このように、いったん否定された意見を受け入れてから、アイデアや解決策を求めます。
 すると、ケチツケ型の人もただ批判するだけではなく、自らアイデアや解決策を考える人に育成できるのです。

「建設的型」はみんなのお手本になる貴重な人物

 会議で相手の意見を認め、なおかつ自分のアイデアも持ち、論理立てて話すことができる人は、『建設的型』に分類できます。事例の大久保のような人物です。
 まさに会議において理想的な人物です。会議に参加する人がみんな建設的型ばかりだったら話し合いがとてもはかどるのですが、なかなかそういうわけにもいきません。
 会議の場に「建設的型」タイプの人がいる場合は、トップバッターで発言してもらい参考にさせます。みんなを「建設的型」タイプに育成できるよう会議で工夫しましょう。

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