もう1つのネットワークの質の部分はどうでしょう?ここでは、コミュニケーションとピープルスキルの基本が大事です。この分野でもするべきことが山積みです。ご職業は?ここに来て何年ですか?などのありきたりの質問が関の山のようですが、それでも悪くはありませんが、もっと掘り下げてはどうでしょう。「相手にしゃべらせる」はデール・カーネギーが教える主要原則の1つです。単純すぎるように思えますが、質問することと原則4の「誠実な関心を寄せる」を実践することで、人を動かすことができます。「誠実な」という単語について考えてみれば、このアイデアが効果的である理由は一目瞭然です。
原則8の「聞き手にまわる。相手にどんどん自分のことを話させる」も参考になります。相手が興味を持ちそうな質問をもっとしてみましょう。日本のどんなところが一番好きですか?地元の観光地でお奨めのところは?お気に入りのレストランはどこですか?こうした質問で互いのこと、考え方や好きなものがわかり、好感を持たれる要因となる共通点を見つけるのに役立ちます。
アドバイスを求めるのもお勧めです。人間は他人からのアドバイスにはめったに従いませんが、アドバイスをするのは得意中の得意で、喜んでアドバイスする動物です。会った人にその人が勤める会社の得意分野は何か尋ねてみてください。文化的背景が異なるメンバーがいる場合に、強力なチームの文化を築く方法を尋ねてみてください。業界の現状について意見を求めてみてください。アベノミクスによる現在の株価の上昇は大きな下げの後の一時的な反発と思うか尋ねてみましょう。
好感のもてる方法で相手に働きかけることでブランドとビジネスはもとより、あなたを理解し気にかけてくれる人たちの強力なネットワークが生まれます。お試しあれ!!
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