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プロフェッショナルを活用する「プロパートナーズ」のススメ

第5回  「社外システム参謀」がITの課題を根本から解決!〔Part1〕

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企業が必要とするプロフェッショナルだけを必要な期間だけ提供する、「プロパートナーズ」というサービスが、企業の人材活用、プロ人材の働き方を大きく変えようとしている。

多角的事業で急成長しているサービス企業C社が、一度失敗した顧客管理システムの構築に成功。生産効率を向上させ、情報システム部門の育成も実現した。それを可能にしたのはプロの「社外システム参謀」を活用したことだという。はたして「社外システム参謀」とはどのようなプロフェッショナルなのか? どのようにシステム構築と情報システム部門の育成を達成したのだろうか?

取材対象者:
プロパートナーズ導入企業 C社 代表取締役 宝田光男さん(仮名)
プロパートナー      C社 社外システム参謀 三島信彦さん(仮名)

取材協力:
エッセンス株式会社(http://www.essence.ne.jp/

取材:
経営プロ編集部

Part1 費用対効果が抜群のプロパートナー
プロパートナーズ導入先C社代表取締役・宝田光男氏に聞く、プロバートナーの「社外システム参謀」を選択した理由と導入の実際、そのメリットと成果。

システム投資から実際の構築まで見てくれる参謀がほしかった

−−−−−まず「社外システム参謀」として三島さんを迎えた経緯をうかがいたいのですが。

宝田 当社はサービス業の色々な分野で事業が急成長していますが、規模の拡大に合わせたシステムの構築が課題でした。特に紙ベースで行っていた顧客管理は効率が悪く、現場の社員にとって大きな負担になっていました。そこで4年ほど前にあるシステムベンダーに依頼して、外資系の顧客管理パッケージシステムを導入したんですが、結果は満足とまでは行かなかった。業務の成長、きめ細かいユーザーからの要求に合っておらず、これ以上の効率化が望めませんでした。また、開発運用コストの増大も懸念材料でした。そこでもう一度しっかりしたシステムを一から作り直したいと思ったんです。


−−−−−不満足の原因はどこにあったのでしょうか?

宝田 最大の要因は、当社にシステムのプロがいなかったことです。こちらが素人でも、システムベンダーに任せれば、プロとしてすべてやってくれるだろうと考えていたのが間違いでした。システム会社の担当者というのはあくまでシステムの側からすべてを考える人たちです。こちらの業務をただ説明しても完全には理解してくれない。システムのプロが当社にいて、事業や業務プロセスをしっかり理解した上で、要望を伝え、システムベンダーをコントロールしてくれないと、まともなシステムはできないと痛感しました。


−−−−−そこでシステム参謀が必要だと?

宝田 経営の目線に立って、当社にどういうシステムがベストなのかを考えるところから、投資の規模、ベンダーの選定、開発プロジェクトのコントロールまで、的確にアドバイスしてもらえる参謀が必要不可欠でした。

求める高度な人材をプロパートナーの仕組みで獲得

−−−−CIOのような情報システム部門の核になる人材を経営に迎えようとは思わなかったのでしょうか?

宝田 CIOのような役員を設置するのは、もっと会社が大きくなって、情報システム部門ができあがってからだと思うんです。4年前、当社は情報システム部門すらなかったわけで、そこに入って素人の社員を指導しながら、システムの企画からプロジェクトマネジメントまで、監督してもらわなければならない。成長期・過渡期の企業ならではの悩みです。


−−−−実質的にはCIOのような高いレベルのシステム投資判断もサポートしてほしいけれども、プロジェクトマネジャーのようなこともやってほしいと?

宝田 非常に盛りだくさんの要望ですが、正直なところ、フルタイムのCIOを迎えるのはコスト的に無理でした。そんなとき、エッセンスさんを紹介され、プロパートナーなら当社がほしい専門性を、必要な期間だけ提供してもらえると知ったわけです。

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