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環境変化に強いリーダーが備える“3つの思考様式”とは

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マイナス要因を“前向き”に解釈し直す「前向き思考」

最後は「前向き思考」である。

「前向き思考」とは、困難な状況に直面したときに「この状況を“前向き”に解釈したら、どのようなことがいえるか」と考える思考様式である。つまり、“マイナスの状況”を“プラス”にとらえ直すという思考転換能力ともいえる。

この対極に位置するのが「後ろ向き思考」である。こちらは、“マイナスの状況”を“マイナス”にしかとらえることができない硬直的な思考様式である。

例えば、感染症の蔓延で従前の営業活動ができないという“マイナスの状況”を、「通常の営業ができないのであれば、今までやっていなかったことを試すチャンスではないか」と“前向き”に解釈し直し、行動に移せるリーダーは環境変化に強い。

これに対し、「通常の営業ができないじゃないか。一体、政府は何をやっているんだ」などと、“マイナスの状況”を“マイナス”にしかとらえられない「後ろ向き思考」のリーダーの場合には、前述の「他責思考」とも相まって、自らの創意工夫で環境変化に対応するのは困難であろう。

企業を経営していると、想定外の“マイナスの環境変化”に直面することがある。そのような時に行われる経営者の意思決定は、リーダーの資質を決定づける大きな分水嶺である。トップリーダーとして企業を飛躍に導ける経営者になれるのか、それとも企業の歩みを止めてしまう経営者となるのかは、リーダーの意思決定の様式次第である。

大須賀信敬
コンサルティングハウス プライオ 代表
組織人事コンサルタント・中小企業診断士・特定社会保険労務士
https://www.ch-plyo.net

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 経営プロ編集部

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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