新型コロナウイルス関連の助成金申請をサポートするため、「助成金クラウド」を無償提供

株式会社ホロンシステムは、クラウド上で助成金の申請書作成ができる「助成金クラウド」について、ユーザーアカウントの無償提供を開始した。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けたことにより助成金の活用を検討している企業、また申請業務を代行する社会保険労務士(以下、社労士)事務所に対して、書類作成業務を支援することが目的。クラウド上で申請書を作成することにより、作業の効率化・迅速化を図れるとしている。

煩雑で負担の大きい申請業務をサポート

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、業績が悪化し、対応に苦慮している企業も多い。そうした中、注目されているのが「返済不要」な助成金の活用だ。

その一方で、助成金の申請業務は煩雑で負担の大きい作業のため、業務や資金繰りに奔走する企業にとっては着手しにくいという現状がある。また申請代行の依頼急増により、社労士の負担も大きくなっているという。

ホロンシステムは、そうした状況を鑑み「助成金の申請を検討中の企業」と「社労士事務所」を対象に、「助成金クラウド」の無料提供を行っている。「助成金クラウド」は、「両立支援等助成金」、「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」、「雇用調整助成金」など、新型コロナウイルス関連の各種助成金に対応。そのほか「キャリアアップ助成金」や「人材確保等支援助成金」などの申請書作成も可能だという。

助成金申請作業の効率化が急務

「助成金クラウド」は最新の助成金の申請様式に対応しており、助成額の自動計算、データインポート機能などの活用により、大量の書類作成業務の一括処理が可能。作成時間を大幅に短縮できるという。加えて、受給申請の開始時期や提出期限もリマインド通知される仕組みとのこと。そのほか、社労士事務所に向けの上位プランには、「顧問先との連携機能」なども備えている。

新型コロナウイルス感染症の影響を受けている企業にとって、助成金の活用は不可欠と言えるだろう。スムーズに受給するためにも、申請作業の効率化は急務と言えそうだ。