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中小企業のAI活用実態は? 日本政策金融公庫総合研究所が調査レポートを発行

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中小企業でのAIの活用は「業務の支援・代替」、「見える化」、「AIを利用した製品、サービス開発」

今回、AI活用の事例として挙がったのは「業務支援・代替」、「見える化」、「AIを利用した製品、サービス開発」の3点。

「業務代替支援」とは、単純作業であるうえにミスが許されない業務や、従業員の手では困難だったり手間がかかったりする業務をAIで代替することだ。うまく運用できれば誰でも業務をこなせるようになるという利点がある。従業員は人間にしかできない仕事に時間を充てることができ、モチベーション向上にも効果があったという。

「見える化」では、これまで把握しきれなかった業務プロセスや仕事の成果、職場の問題点をAIで「見える化」する。より効果的なアウトプットに繋がったといった報告があがっている。

自社の課題解決のために開発したシステムを製品化、販売したことで、新しいビジネスを展開させた企業もある。同じ悩みを抱えている中小企業同士だからこそ、製品の導入イメージも湧きやすくなるだろう。このようにAIの活用により、生産性を向上させ、売上や利益を大きく伸ばし、新規ビジネスを成功させた事例もある。

AI導入の状況としてはポジティブな報告があがった一方で、活用を進めるには資金や人材が必要となるため、中小企業が自力のみでおこなうのは簡単なことではない。開発パートナーを見つけやすくする仕組みや、パッケージ製品の開発サポートなど、地域や業界が合同でおこなう政策的支援が不可欠だ。中小企業の経営者は、他企業でのAI導入事例を参考にしながら、自社の課題解決のためにはどのように活用・応用していくべきかを考える柔軟な発想力が求められるだろう。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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