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適性検査とAIによる解析で、採用前にミスマッチを把握。離職率の改善に貢献する「mitsucari適性検査」

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せっかく採用した人材が、入社後、社風や上司が合わないという理由からすぐに辞めてしまうケースは少なくないのが現状だ。こうしたミスマッチが増大させる、採用・教育コストの無駄に悩む企業は多いのではないだろうか。企業が抱える「自社で長く活躍してくれる人材を効率的に採用したい」という課題に対応し、株式会社ミライセルフが開発・提供しているのが、AIを活用した「mitsucari(ミツカリ)適性検査」だ。

早期離職はなぜ減らないのか

売り手市場といわれる人材不足の状況は、今後も加速していくと予測される。事業の維持・成長に必要な労働力の確保は、今後、企業にとってますます大きな課題となりそうだ。しかしその一方で、新卒社員の3割以上が3年以内に退職してしまう、いわゆる早期離職の問題は、依然として多くの企業を悩ませている。これは中途採用に関しても状況は変わらないようだ。

離職を引き起こす原因といわれるものの1つが、「社風になじめなかった」、「上司や同僚との人間関係がうまくいかなかった」といったミスマッチだ。とはいえ、企業と応募者が「合うかどうか」は、同じ企業であっても配属される部署や接する上司が違えば変わってくるものだ。本当の“相性”は実際に入社して配属されてみないとなかなか分からず、予測が難しい。早期離職者が減らない大きな原因のひとつはこれだろう。

だが、高度に発達してきた現在のテクノロジーを活用すれば、採用前にミスマッチを可視化できるのではないか。そうした発想を起点としてミライセルフが開発したのが、「mitsucari(ミツカリ)適性検査」。同社が独自に設計した適性検査とAI(人工知能)による解析に基づいて、企業の採用・配属プロセスを最適化するウェブサービスだ。

企業と採用候補者のカルチャーフィット度を可視化

「mitsucari(ミツカリ)適性検査」で実施される検査の特徴は、企業文化論と社会心理学のバックグラウンドに基づく、極めてアカデミックなものだということ。この分野の専門家である米国のキャロル・アンダーソン氏が監修しており、各個人のキャリア志向性や価値観、パーソナリティーなどが総合的に分析されるという。

社員がこの適性検査を受け、受検結果のデータをAIが分析すると、自社のカルチャーがどのようなものかが、会社・部署・社員単位で視覚化される。採用候補者も同じ適性検査を受けることにより、企業と採用候補者のカルチャーフィットの度合いや、ずれが生じているポイントなども明確化される。面接実施の判断、合否の判断、さらに配属の判断に際して、自社で活躍する可能性が高い人材を採用し、最適な部署に配属するためのサポートが得られる仕組みになっている。

経済産業省では2017年、企業が抱える人事・労務上の課題をテクノロジーによって解決する優れたアイデア・ソリューションを表彰するため、「HR-Solution Contest」を開催。「mitsucari適性検査」は、このコンテストでファイナリスト8件のひとつに選出された。昨今増えているHRテクノロジーを活用したサービスの中でも、先進性や独創性に関して高い評価を得た格好だ。

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