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「女性が活躍する会社Best100」発表! 総合1位は第一生命保険

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 日本経済新聞社と日経BP社は、2017年5月19日、東京ミッドタウンにて「女性が活躍する会社BEST100 2017」の上位企業表彰式を開催した。

 「女性が活躍する会社BEST100 」は、「日経ウーマノミクス・プロジェクト」と来年創刊30周年を迎える『日経WOMAN』が共同で国内有力企業4,300社を対象に実施した「2017年 企業の女性活躍度調査」に基づくランキングだ。『日経WOMAN』が創刊した1988年からスタートし、15回目となる今回は、有効回答数588社で過去最多となった。
 企業における女性活躍推進の実態を「管理職登用度」「ワークライフバランス度」「女性活躍推進度」「ダイバーシティ浸透度」の4つの指標で評価し、働きやすさと働きがいを両立した企業を選出。各部門の1位は以下となった。

・管理職登用度 : ジェイティービー 
・ダイバーシティ浸透度 : 花王
・女性活躍推進度 : イオン、日立製作所
・ワークライフバランス : 日本生命
・総合 : 第一生命ホールディングス 第一生命保険


 表彰式は、まず日本経済新聞社 取締役で日経BP社 代表取締役社長の新実傑氏の挨拶から始まり、続いて、一般社団法人日本経済団体連合会 審議委員会副議長であり、BTジャパン 代表取締役社長の吉田晴乃氏が登壇した。

 自らもワーキングマザーとして活躍する吉田氏は、4月に世界最大の英文ビジネス誌『Fortune』(タイム社)が選ぶ「世界の偉大なリーダートップ50」の38位に選出された。ドイツのメルケル首相やアリババのジャック・マーと並んで日本人で唯一の選出となったことが紹介されると、会場から拍手が沸き起こった。

 吉田氏は「すべてがデジタル化した世の中で、どんなに技術を駆使してもデジタルインポッシブルな部分は未来をつくる人間の創造である。それは、子どもや教育、国や世界を担っていく人材育成であり、だからこそ、働き方改革と同時に家庭の支援が重要になる」と述べ、さらに「あるべき未来、必要な技術革新に後押しされた産業の育成、新しい市場、国造り、経済成長だけでなく、みんなで新しい生き方を模索したい」と力強く語った。

2019年までに女性役員比率を7%に

 管理職登用部門では、昨年に引き2年連続でジェイティービーが受賞した。
 同社では社員27,000人うち55%が女性、さらに女性役職者は40%に上る。「2016年までに国内全グループ会社の女性役員比率を5%にする」という目標を計画通りに達成し、2019年6月までに7%を目指すと明言した。登壇した執行役員・人事部長の花坂隆之氏は「昨年(2016年)の受賞により女性管理職のモチベーションがあがった」「総合ランキングは昨年より下回ったことを反省している。女性の感性やアイデアを活用していく業界なので、経営戦略のひとつとして積極的に女性を登用してきたが、今後は数だけでなく働きやすさを見直して、質の充実を図りたい」と語った。

育児中の女性が活躍しやすい職場

 正社員の女性比率、既婚・子供のいる女性の正社員比率や勤続年数などを評価する「ダイバーシティ浸透度」で1位に輝いたのは花王だ。
 同社は社員20,000人のうち半数以上が女性で、その約4割をワーキングマザーが占める。平均年齢や平均勤続年数に男女差が少ないのが特徴だ。表彰式では代表取締役社長の澤田道隆氏が登壇し、「女性の活躍の場がたくさんある会社で、結婚や出産の過程を踏まえても続けてくれる女性が多くてうれしい」と感想を述べ、「女性だけでなく男性の育休取得率が高いのも当社の特徴。女性採用、再就職、障害のある方などいろいろな角度から人事制度の見直しが必要であり、それはトップの仕事だと考えた。2年前に事業場と販売支所をすべて回ってヒアリングしデータをまとめ、一つひとつの施策を見直している。ライフスタイルはさまざまなので、強制ではなく選択肢を増やす方向で進めている」と語った。

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