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二極化する子供たちの「将来の夢」 ―― 「安定」か「自分らしさ」か

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子どもたちの思考は夢と現実の間で二極化の傾向

 では、子どもたちの考えはどうだろう。
 全国の小・中学生1000人に対する「あなたは、大人になったらどのような仕事をしたいですか」という質問への回答について、男子・女子を合わせた総合のランキングは、1位が昨年に続き「会社員」(11.8%)、2位は「医者」(6.2%)、3位は「パティシエ(お菓子職人)」(5.8%)であった。
子どもたちの思考は夢と現実の間で二極化の傾向

 男女別では、男子の1位が「会社員」(14.4%)、女子の1位が「パティシエ」(11.0%)という結果となった。

 将来就きたい仕事に「パティシエ」を選んだ女子の割合は昨年と同じだったが、「会社員」を選んだ小・中学生の男子割合は昨年の10.2%から4.2ポイント増加。男子は安定志向の子どもが増えているのがうかがえる。
 一方で、男子のランキングで昨年の圏外から今回トップ10入りした職業を見てみると、「ゲームクリエイター」、「自営業・個人事業主・フリーランス」、「経営者」と、安定よりも自分の好きなことや夢を重視する子どもが増えているのがわかる。今の小・中学生男子は、夢よりも安定を求める堅実なタイプと、安定よりも自由や一攫千金の夢を求める野心家タイプに、二極化されているということだろう。

 二極化の傾向は、女子のランキングにも表れている。今回新たにトップ10入りした「小・中学生女子が将来就きたい職業」は、「専業主婦」と「自営業・個人事業主・フリーランス」で、社会に出て働くのではなく家族のサポートを望む「養われたい派」と、自分を前面に出して収入を得ることを望む「自分で稼ぎたい派」に大きく分かれるのが、最近の小・中学生女子の思考のようだ。

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