経営・ビジネスの課題解決メディア「経営プロ」

二極化する子供たちの「将来の夢」 ―― 「安定」か「自分らしさ」か

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

男子・女子に分けてみると、父母が考える「将来男子に就いてもらいたい仕事」は、1位が公務員(22.3%)、2位が会社員(サラリーマン・OL)(15.8%)、3位が医者(6.8%)。

「将来女子に就いてもらいたい仕事」は、1位が公務員(14.2%)、2位が会社員(サラリーマン・OL)(12.3%)、3位が看護師(5.2%)と、男子・女子ともに昨年と同様の結果となった。

 この結果から、日本の親は子どもに対し、将来は比較的安定しているイメージの職業につくことを望む傾向が根強いことがわかる。
 一方で、昨年の圏外から今回トップ10入りした職業を見てみると、男子の「建築士・大工」、「先生(大学・高校・中学・小学校、幼稚園など)」、「エンジニア・プログラマー」、女子の「学者・研究者」と、子どもの興味を活かし、才能を伸ばした先で個人の評価が期待できる職業が、注目されるようになってきている様子がうかがえる。
 また、女子のトップ10に新たに「自営業・個人事業主・フリーランス」が入ったことは、昨今の女性起業ブームが影響していると考えられる。終身雇用制の概念がほぼ崩壊し、会社の中で子育てへの理解がなかなか深まらない中、枠にとらわれることなく、自分の好きなことや得意なことを活かして、仕事と家庭のバランスを自分で調整しながら収入を得る女性が増えている。子どもにも同様に、個性を活かした働き方を望む風潮が台頭してきているようだ。

お気に入りに登録

会員登録 / ログイン

会員登録すると会員限定機能や各種特典がご利用いただけます。 新規会員登録

会員ログインの方はこちら