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「できる」と「わかる」ということ

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おわりに

 よく「できると言ったのにできない」という経営者の方々の悩みを耳にする。このなかには、一応ひととおりの仕事は「できている」(完成している)が、経営者が考えているレベルにまで達していないため「できない」と表現されるケースが含まれる場合もある。しかし、総じてこれまでに述べてきた通り、「わかる」という言葉を鵜呑みにして判断した結果であることが多い。したがって、「わかる」と社員が述べたとしても、それは「できる」ということに繋がらないということを再認識しておく必要がある。
 先で示した事例であれば、頭で理解はできていても、実際にその行動が伴うためには、任せた仕事の重要度・緊急度もきちんと理解できているかまで深掘りして確認する必要がある。仮に理解できていなければ、それは「できない」ものとして接していかねばならないということだ。
改めて考えると、至極当然だと誰しもが考えると思われるが、日々忙殺される仕事のなかで、忘れ去られてしまう事柄だと推察される。「わかる」ことと「できる」ことを区別した上で、社員と向き合い教育することこそが、「わかる」と「できる」がイコールの社員となる早道だと言えないだろうか。


SRC・総合労務センター 株式会社エンブレス 特定社会保険労務士 佐藤正欣】

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 経営プロ編集部

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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