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4割が職場でハラスメントを受けた経験あり。その結果「仕事のやる気を失った」人は半数以上

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日本労働組合総連合会は2019年5月、ネットエイジア株式会社の協力のもと、全国の20~59歳の有職男女(自ら起業した者や経営者、自営業者などを除く)を対象に「仕事の世界におけるハラスメントに関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。調査期間は2019年5月8日~5月9日、有効サンプルは1,000名。本調査により、職場や就職活動におけるハラスメントの実態に迫っている。

なお、本調査で設定した、職場のハラスメントの類型は以下の8通りである。
(1)暴行・傷害などの身体的な攻撃
(2)脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃
(3) 隔離・仲間外し・無視などの人間関係からの切り離し
(4)業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害などの過大な要求
(5)業務上の合理性なく、能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事
を与えないことなどの過小な要求
(6)私的なことに過度に立ち入ることなどの個の侵害
(7)セクシュアル・ハラスメント
(8)その他ハラスメント(その他のいじめ・嫌がらせに該当する行為)

本調査では、まず「職場でハラスメントを受けたことがある人の割合」を算出。すると「受けたことがある人」が 37.5%で、決して少なくないことが分かった。

では、職場ではどのようなハラスメント行為が横行しているのだろうか。内容を確認すると、最も多かったのが「脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言などの精神的な攻撃」で41.1%。仕事上の優位な立場を利用した嫌がらせにより、精神的な苦痛を感じたという人が多いようだ。これを男女別に見ると、「身体的な攻撃」や「業務上明らかに不要なことなどの強制」といった行為では男性のほうが高くなり、「個の侵害」は女性のほうが高くなる。また、「セクシュアル・ハラスメント」も女性のほうが高く、男性では14.2%、女性では37.7%となっている。

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