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反転授業

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 現在、多くの学校で展開されている学習方式は、学校の「授業」で教師による講義を受け、その後、授業で行ったことを自宅で学習する「宿題」をやってくるというもので、教室での学習がメインで、自宅学習はサブという関係だ。

 反転授業は、その正反対の方法であるといえる。
 生徒たちはまず先生から課題を示され、それについて学校で行われる授業の前に自宅学習する。自宅学習の課題は、教師の手作りや、教材業者などが製作した教材ビデオである場合が多い。
 教室における「授業」では、生徒は自宅で行った予習で得た知識を応用して問題を解いたり、実習する。その間、教師は生徒が問題を解くのに手間取っていたらサポートする。
 反転授業では、自宅学習がメインで、教室での学習はサブにという関係になる。

 反転授業では、授業時間内の講義時間を減らすことで教師が生徒一人ひとりに対して個別指導に近い形をとることが可能となる。また、生徒にとっても自分のペースで学習に取り組むことができるという点でメリットは大きい。
 アメリカで複数年にわたって反転授業の取り組みに参加した大学生は、テストの点数が約5パーセント向上した、という調査結果もあるという。
 その一方で、低学年の場合、学習そのものに慣れていないこともあり、自宅学習においては保護者の協力が欠かせない。また、家庭環境によっては放課後に学校で学習の場を設ける必要も生じる。

 ただ今後、自主的に学び、能動的に課題に取り組むことを求められるこの反転授業は、変化の激しい昨今の世の中を生き抜くために必要な臨機応変さ、実行力、判断力などを育む要素を備えた学習法として注目が集まっていくだろう。

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 経営プロ編集部

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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