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超予算経営モデル

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 超予算経営モデルはBeyond Budgeting Modelの訳で、略してBBMと表記されることもある。一般に予算は年度で管理するが、1年間という年度固定的な単位で予算を管理するのではなく、短期的に経営状況を予測し、その時々の状況に合った財務目標を設定していくフレキシブルな方法である。

 世界はもちろん日本においても現在、経済情勢は決して手放しで上向きといえる状況ではない。目まぐるしく変化する世界経済の影響を受け、企業の経営環境も変化を迫られる局面もあるだろう。そうしたとき、従来どおりの予算管理制度による経営を継続していれば弊害が起こるのは自明だ。ときには、期初に立てた年度予算が年度早々予測した事態とかけ離れ、予算そのものを見直さざるを得ないケースもあろう。

 厳しい経済情勢下でなくとも、期初どおりの予算を遂行するため、計画した売り上げ金額に合わせようとして、年度末を目前に短絡的な施策を行った結果、裏目に出ることもあるかもしれない。反対に、高評価を得たいがために、当初予算の値をあえて低く設定して達成率を上げる例も出てくるだろう。

 いずれの場合も、伝統的予算編成が、経営の基盤を揺るがしかねない原因になっている例だといえよう。

 日本では、超予算経営モデルの成功事例としてKDDIの実績がある。同社のやり方は、月単位で収益計画を策定し、部署ごとに月に一度程度の割合で達成度合いを確認して行動計画を修正するというもの。月次の収益計画をもとにPDCAを回して、現場での予算管理を徹底する方法で売上・利益を向上しているという。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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