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ミセス・ワタナベ

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 ミセス・ワタナベ(Mrs.Watanabe)とは、主に外国為替市場で使われる金融用語で、主婦層を中心とした日本の個人投資家のこと。日本の個人投資家の中でも、特に資産運用の専門的な知識やノウハウを持たない素人の投資家を指している。2000年代半ば、少ない手持資金で多額の外貨を売買できる外国為替証拠金取引(FX)がブームになった当時、「日本では家庭の主婦まで為替取引をしている」と欧米のメディアが驚き、海外でよく知られている日本人の姓「ワタナベ」から名付けたとされる。英国の金融市場(シティー)では小口の個人投資家をアガサおばさん(Aunt Agathas)と呼ぶことがあり、ミセス・ワタナベはその日本版といったところだ。

 ミセス・ワタナベの動向は、マーケットにおいて相場を左右するほど大きな影響力を持っているとされ、現在では、世界の大口トレーダーもあなどれないほどの存在だ。2015年度のFX取引金額は初の5,000兆円超えとなり、4年連続で過去最高を更新したが、その大きな要因は、円相場の変動が大きくなっていると見て為替差益を得ようとしたミセス・ワタナベの動きだと分析する向きもある。ミセス・ワタナベに代表される個人投資家の存在感は、今後もさらに増していきそうだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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