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インバウンド

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 インバウンド(inbound)とは、「入ってくる、内向きの」という意味の英語で、反対語はアウトバウンド(outbound)。ビジネス用語として広く使われており、例えば、コールセンターでは、顧客からの電話を受ける業務をインバウンド、見込み客に電話をかける業務をアウトバウンドと区分しているし、通信分野では外部から受信するデータをインバウンドデータ、外部に転送するデータをアウトバウンドデータと呼んでいる。だが、最近、メディアで最もよく耳にするのは、外国人の訪日旅行の意味で使われるインバウンドだろう。

 日本では長年に渡り、日本からの海外旅行を指すアウトバウンドがインバウンドを大幅に上回る状況だったが、政府が「訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)」を推進し、ビザ要件の緩和や免税制度の拡充を行ったことや、円安の影響などもあって、インバウンドが急激に増加している。2005年に670万人だった訪日外国人数は、2015年には1973万人に達した。観光、ホテル、百貨店、小売、飲食、メーカーなど、日本経済への影響は大きく、中国人観光客による商品の大量買いを形容する「爆買い」は「2015 ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞になった。政府は、2020年に2000万人訪日としていたインバウンド目標値を引き上げ、4000万人訪日、8兆円消費を新たな目標に掲げている。今後も増加が見込まれるインバウンド需要を逃さない戦略が、業界を問わず多くの企業でますます求められそうだ。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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