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第149回  「明日では遅いけれど、今日ではまだ遅くない。」岩波ホール 元総支配人 高野悦子

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 高野氏は、1929年、旧満州大石橋(現・中華人民共和国東北部)の出身。日本女子大学を卒業後、東宝に入社。制作本部文芸部に配属され、日本初の作品ごとのマーケティングリサーチを行った。その後、東宝を退社。映画監督になるべくフランスに留学し、パリ高等映画学院監督科で学んだ。

 1962年に帰国してからは、映画の助監督を経て、放送作家に。1964年には念願がかなって、テレビドラマ「巴里に死す」の演出を担当したが、1968年、岩波ホールの創立とともに総支配人に就任した。

 名作映画上映運動「エキプ・ド・シネマ」を主催したり、「南アジア映画祭」「アフリカ映画祭」などの地域別映画祭を開催するなど、埋もれた名画の上映運動に力を入れた。その一方、音楽、古典芸能などの自主企画を行うなどして、岩波ホールの発展に尽力した。

 フランスの世界的な俳優・歌手のイブ・モンタンから言われた言葉──「歩き続けることですよ。一生懸命歩き続けたらきっと道は拓けます」が人生の指針だったという。「跳躍もできないし、無理に歩いても仕方がないから、これからも一歩一歩、積み重ねていきたい」とも。

 掲出も、日々の努力の積み重ねの大切さを説いた言葉といえる。今日できることは今日のうちに──、それが積もり積もって成果となる。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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