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第95回  「人はやりやすいものに喜んで飛び付くが、厄介なものには背を向ける。これではとても成功はありえない。」旭硝子 元社長 岩崎俊弥

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 明治14年、三菱財閥2代目当主・岩崎弥之助氏の次男として生まれた岩崎氏は、高等師範学校付属中学を卒業後、ロンドンに留学。応用化学を学び、帰国後は、板ガラスの製造に取り組んだ。

 1907年に会社を設立して、日本初の板ガラス製造に成功する。この会社が旭硝子だ。

 旭硝子は今や世界最大手のガラスメーカー。ガラス以外にも電子部材などの化学関連素材の製造・販売も手掛けている。

 岩崎氏が板ガラスの製造に取り組んだのは、日本の近代化に欠かせないものと考えたから。「目の前の利害や特質は関知するところではない。苦労は覚悟の上で板ガラス工業を起こし、日本の産業として完成させたい。それこそ自分に課せられた最大の事業である」との信念で取り組んだのだという。

 人間誰しも、やりやすいもの、楽な方を選びがち。しかし、やりやすい仕事や事業では大きな成功は望めない。そういうものは、すでに誰かがやっているからだ。

 敢えて困難な道を選ぶには勇気がいる。しかし、その道を選んだ先にしか大きな成功はない。

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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