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経営者のあの一言

「即席めんの開発に成功したとき、私は48歳になっていた。遅い出発とよく言われるが、人生に遅すぎるということはない。50歳でも60歳でも新しい出発はある。」日清食品 創業者 安藤百福

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安藤氏は、1910年、台湾生まれ。両親を幼くして亡くし祖父母に育てられたが、22歳で繊維商社を設立すると順調に業績を拡大した。しかし戦争のさなか、空襲によって壊滅的な損害を受けてしまう。

戦後は炭焼きや製塩、バラック住宅の販売など、さまざまな事業を手掛けて利益をあげたが、それがGHQの目につき脱税容疑で逮捕、収監されてしまう。結局、無罪釈放となったが、その間事業が停滞してしまう。1957年、理事長を努めていた信用組合が破綻し全財産を失ったが、くじけることなく再起をはかる。戦後の闇市でラーメン1杯のために長蛇の列をなす人たちの姿から、日本人の食嗜好に注目。お湯だけで食べられる即席めんの研究・製造に着手した。

1958年、試行錯誤の末に世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生。その後も食のニーズを探り続け、1971年にはどんぶり不要の「カップヌードル」を発売し、日本人の食生活に大きな影響を与えた。90歳を超えても意欲は衰えず、世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」の開発にも成功した。

掲出は91歳を超えてから、浮き沈みの大きかった人生を振り返った言葉。人生で大きな挫折を味わうことは何度もあるだろう。再起をはかりたいとき、背中を押してくれる言葉だ。

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 経営プロ編集部

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経営者・事業部門責任者から部長・課長・リーダー層まで、経営の根幹を支える人たちの成長を支援するパートナーメディアを目指します。日々の業務に役立つニュースや小ネタ、組織強化や経営理論まで幅広く学べる記事を提供します。

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